ソファー・財布・バッグ等修理|高知市の革修理は革研究所 高知上町店
革修理ブログ
2026/07/20
人 革製品 日焼け について 高知
こんにちは、革研究所高知上町店です!
日本の各地で梅雨明けが発表され(まだの地域もありますが)夏本番を迎えていますね~!
夏休みもはじまり、当店の前の公園でも子どもたちの元気な声が聞こえています(^^)
子どもたちを見ていると全員半袖半ズボン!
帽子をかぶっている子といない子と…
日差しも強くなっているので、熱中症もそうですが…
日焼けも気になります( ゚Д゚)
子どもの頃はそんなこと気にしたことすら無かったですが、大人になると色々気になりますよね。。。
僕が気になっているレベルは、女性のみなさんの比にもならないと思いますが、気になったことはやはり調べてみないと気が済みません!
そこで、今日は日焼けについて書いていこうと思います。
人間の日焼けについては、皆さんも知っていることが多いと思いますので、革製品の日焼けと比較しながら書いてみたいと思います!
「え?革製品の日焼け??」
と思った方もいると思いますが…
「実は革製品も日焼けするんです(◎-◎)!」
みなさんがお使いの革製品ももしかすると知らないうちにダメージを受けているかもしれませんので、このブログを読んで、対策とケアの参考にしてもらえると嬉しいです!
今回も長くなりますが、ぜひ最後までお付き合いください。
それでは、行ってみましょう!!
今回は「日焼けについて、人への影響と革製品への影響を比較」しつつ、話を進めていきたいと思います。
普段、多くの人は日焼け止めを塗ったり、暑くても長袖や帽子をかぶり紫外線対策をしています。
子どもが外に出るときは、水分の準備と同時に日焼け対策をして送り出しているのではないでしょうか?
そして、みなさんがお持ちの革製の財布やバッグも大切に使っていることと思います。
そんな普段の生活の中で、「人も革も日焼けする」と聞いたことがある方も少なくないかと思いますが、その仕組みは果たして同じなのでしょうか?
そんな疑問を抱いてしまった私は、双方への影響と、対策について調べたくなってしまったのです( ゚Д゚)
では、紫外線が人体と革製品にどのような影響を与えるのかを比較しながら書いていきます。
まず、日焼けの原因となる紫外線について説明しておきます。
太陽光には可視光線、赤外線、そして紫外線が含まれています。
紫外線は波長によってUVA、UVB、UVCの三種類に分類されているそうです。
その中で、地表まで届くのは主にUVAとUVBの2つです。
UVAは皮膚の奥のほうにある真皮まで届き、しわやたるみなどの老化を引き起こすそうです((+_+))
一方、UVBは皮膚の表面に強く作用し、目に見えて分かる日焼けや炎症の原因になります。
また、DNAまで傷つけてしまう働きもあり、皮膚がんにも大きく関係していると指摘されています!
次に、人間の体への影響について書いていきます。
私たちの皮膚は紫外線を浴びると、メラニン色素を生成し始めます。
メラニンは紫外線を吸収し、細胞を守ろうとする役割があるため、皮膚が黒くなります。
これが目に見える日焼けで、これは体が自分自身を守るための防御反応です。
しかし、短時間でも強い紫外線を浴びると、皮膚が赤くなり、痛みを伴うことがあります。
海水浴に行ったお父さんの背中が、真っ赤にただれているような状態です!
これを「サンバーン」というそうで、これは軽いやけどと同じ状態です…。
さらに長期間紫外線を浴び続けると、皮膚のコラーゲンやエラスチンという成分がが分解されるようになります。
その結果、しわやたるみが増えてしまい、肌の老化が進んでいきます。
また、DNAが傷つけられ、それが蓄積すると皮膚がんのリスクも高くなります。
このように、人間の体には紫外線から身を守ろうとする仕組みがありますが、それでもダメージが積み重なると健康に大きな影響を及ぼしてくるのです。
次に、革製品への影響について書いていきます。
革は動物の皮膚を加工した天然素材で、主な成分はコラーゲンです。
実は、人間の真皮(皮膚の奥深くにあるもの)と同じようにコラーゲンが多く含まれています。
革製品が長時間日光に当たると、まず表面にある染料が紫外線によって分解されます。
その結果、色が薄くなったり、部分的に変色したりするのですが、これが革製品の日焼けといわれるものです。
さらに紫外線は表皮だけでなく、深層のコラーゲン繊維も傷つけます。
そのため革は乾燥し、硬くなってしまい、ひび割れが起こってしまいます。
この変化は高級な革製品ほど、見た目や耐久性に大きく影響してきます。
革には人間のような修復機能がないため、一度受けたダメージが自然に元に戻ることはありません…。
そのため、直射日光を避けたり、使用後はクリーニングや保湿クリームを使ったお手入れをしてあげることが大切なのです!
ここで、人間と革(革製品)を比較してみましょう。
なんと、共通点は3つ!
1つ目
どちらもコラーゲンが主成分であること!
そのため紫外線によってコラーゲンが傷つき、劣化が進んでしまいます。
2つ目
どちらも見た目の変化があること!
人間はメラニンが増えて皮膚が黒くなりますが、革は染料が分解されて逆に色が薄くなります。
3つ目
紫外線によるダメージは蓄積していくということ!
短時間では大きな変化がなくても、長期間紫外線を浴び続けると劣化していきます…
一方で、違いも紹介しておきます。
人間の体には細胞が新しく生まれ変わる新陳代謝やDNA修復機能がありため、ある程度は回復できます。
しかし、革製品には自己修復能力がないため、日頃から予防とメンテナンスを行うことがとても重要になります。
ちょっとここで寄り道
紫外線が人にも革製品にもダメージを与えてしまうということはご理解いただけたかとおもいますが、ではどうやって紫外線から守ればよいのでしょうか?
その点について、まずは予防の方法を書いておきます。
今回のブログで、「日焼け」という同じ影響でも、人間と革製品では意味が少し違うことが分かりましたね。
人間では日焼けは体を守るための防御反応でしたが、革製品では劣化そのものを意味するものになります。
しかし、その根本には紫外線による酸化やコラーゲンの損傷という共通点があり、革製品も同じように紫外線の影響を受けています!
私たちは夏になると肌の日焼けを気にして、日焼け止めを使ったり、帽子をかぶったりしますが、大切な革製品も直射日光から守り、定期的に手入れをしてあげることも、長く使い続けるためには重要だということです。
紫外線は生物だけでなく身近な革製品にも大きな影響を与えています!
人間は回復能力がありますが、革にはありません。
一度受けてしまったダメージを革自身が元の状態に戻すことは不可能なのです!
なので、自分の肌と同じように、革にも潤いを与え、日焼けしないような対策をしてあげることが大切なんですね。
【もし革が日焼けしてしまったら…】
日焼けによる色あせそのものを完全に元へ戻すことは難しいですが、見た目や状態をある程度改善することは可能です!
軽い色あせの場合は馬毛ブラシや柔らかい布でホコリを落とし、革用クリーナーで汚れを優しく除去してあげる。
そして、革用コンディショナーを薄く塗って保湿し、一晩ほど置いてから乾拭きする。
これだけでも、乾燥による白っぽさが改善し、色に深みが戻って見えることがあります。
色がかなり抜けてしまった場合は、革用補色クリームや補色バームを使う。
色が均一に抜けている場合は比較的きれいに仕上がりますが、色ムラがある場合は回復は難しいでしょう。
特に、高級バッグや財布、思い入れのある品は、失敗して取り返しがつかなくなると、悔やんでも悔やみきれません…
そこで役に立つのが、革専門の修理店です!
革専門の修理店では補色や染め直しを行うことができます。
さらに当店では、単純に色を直すだけでなく、乾燥した革に潤いを与え、革本来の持っている柔軟性や質感までも取り戻すことができ、自然な仕上がりにすることが可能です!
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この機会にぜひ、革製品を蘇らせてあげてください(^^)/
修理できるかどうかだけのお問合せも大歓迎!
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ケアが早ければ早いほど、仕上がりも良くなりますよ!
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・当店への持ち込み
・出張見積もり(別途出張料がかかる場合があります)
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様々な方法がありますので、当店のHPのトップにある「革修理の流れ」にてご確認ください。
お問合せ、お待ちしております。
今回も長々とかきましたが、お付き合いいただきありがとうございました!
また次のブログでお会いしましょう<m(__)m>
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