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2026/07/06

椅子 ソファー made in Japan ブランド

こんにちは、革研究所高知上町店です(^^)/

今日の高知市は「雨のち曇り」早めに雨が上がってくれるとありがたいのですが…

あいかわらずジメジメした状態が続いているので、湿気が好きな動物や植物にとっては最高な環境ですね!

でも人間や革製品には不快な環境なので、除湿は欠かせません!

気持ちだけでもスッキリ気持ちの良く過ごせるといいですね(^^♪

さて、今日のブログですが、先日世界のソファーブランドについて書かせていただきましたが、日本にも素晴らしい椅子やソファーを作っているランドがあるんです!

先日のブログで少し紹介させていただきましたが、今日はより詳しく「made  in japan」について書いていこうと思います。

今日も長くなりますが、最後までお付き合い下さい。

そうすれば、質の高い椅子やソファーを海外ブランドよりちょっとリーズナブルに手に入れるための参考になるかもしれません!

それでは行ってみましょう!

 

日本には、世界的にも高く評価される家具メーカーが数多く存在します。

特にソファーや椅子は、「長く使える品質」「高度な職人技」「天然木の美しさを生かした作り」「座り心地の良さ」を追求するブランドが多く、一生ものとして購入する人も少なくありません。

日本を代表するソファー・椅子ブランドについて、創業の歴史や特徴、人気の理由から価格帯まで詳しく書いていきたいと思います!

 

1つ目は、 カリモク家具(Karimoku)

創業は1940年(愛知県)日本で最も知名度が高い家具メーカーといえば、まず名前が挙がるのがカリモクです!

もともとは木工所として創業し、戦後はミシン台や木製部品を製造していましたが、その後、高度な木工技術を活かして、1962年から自社ブランド家具の製造を開始しました。

「品質至上」を理念とし、現在も国内生産にこだわって作られています。

人気の理由は何といっても「 圧倒的な品質」です!

カリモク最大の魅力は耐久性で、「20〜30年使っても壊れない」と言われるほど丈夫で、修理しながら長く使える家具として知られています。

そして「 座り心地への研究」

人間工学に基づき、クッションの硬さや背もたれの角度、肘掛けの高さなどを細かく研究しており、長時間座っても疲れにくいため、リビングだけでなく仕事部屋にも置いて使っている人もいるほど人気があります。

さらに「木材へのこだわり」

オーク・ウォールナット・ブラックチェリーなど高級木材を使用し、木目の美しさを活かしたデザインが特徴です。

「カリモク60 Kチェア」「THE FIRST(リクライナー)」「ZUシリーズ」「UUシリーズ」など、人気の高いラインアップがあります。

価格帯は、イスが4〜15万円、ダイニングチェアが6〜20万円、ソファが15〜80万円、高級モデルだと100万円以上になります。

 

2つ目が、 天童木工(Tendo Mokko)

創業は1940年(山形県)で、日本デザイン史を語るうえで欠かせないブランドです。

最大の特徴は成形合板(せいけいごうはん)という技術で、薄い木を何枚も重ねて曲げることで、美しい曲線を作り上げることができます。

この技術は世界でもトップクラスの技術と評価されています。

人気の理由は、「バタフライスツール」というデザインで、世界的デザイナーの柳宗理 がデザインしたことでも有名です。

「バタフライスツール」はニューヨーク近代美術館にも収蔵されるほどで、日本家具の名作とも言えます。

天童木工で作られた家具は見た目以上に軽く、女性でも持ち運びしやすい家具が多いです。

また、北欧家具とも相性が良く、和室にも洋室にも合いやすいのが人気の理由となっています。

価格帯はスツールが3〜8万円、チェアは8〜20万円、ソファで30〜100万円ほどです。

 

3つ目は、 飛騨産業(HIDA・キツツキ)

創業は1920年(岐阜県高山市)で、100年以上の歴史を持つ老舗メーカーです。

飛騨高山は昔から「飛騨の匠」と呼ばれる木工職人の町で、その伝統を受け継ぎ、日本有数の椅子メーカーとして発展しました。

今まで未利用だったブナ材を活用した曲木家具づくりがルーツとされています。

人気の理由は「木の温もり」

天然木をそのまま感じられる家具で、使い込むほど色が変化していくのも、魅力の一つです。

曲木技術で作られた丸みのある椅子は、座り心地が非常に柔らかく、長時間座るダイニングチェアとして特に人気があります。

修理しながら親子三代使う人も珍しくなく、一生使える家具としても魅力です。

人気シリーズは「CRESCENT」「SEOTO」「森のことば」などがあります。

価格帯は、チェアで5〜15万円、ソファで30〜150万円ほどです。

 

4. マルニ木工

創業は1928年(広島県)で、日本を代表する高級家具メーカーです。

特に深澤直人氏がデザインした「HIROSHIMAチェア」が世界的ヒットとなり、シンプルで洗練されたフォルムと、肘を自然に支える滑らかな曲線が高く評価されています。

ホテルやレストランでの採用も多く、日本の木工技術を世界に広めた代表作の一つです。

価格帯はチェアで8〜20万円、ソファが40〜150万円ほどです。

 

5つ目は、 柏木工(KASHIWA)

創業1943年(岐阜県)の飛騨家具ブランドの一つで、「木を魅せる家具」として人気があります。

木材が太く存在感があり、北欧風インテリアとの相性が非常に良いのも特徴です。

価格帯はチェアが5〜12万円、ソファで30〜100万円ほどです。

 

6つ目は、 秋田木工

創業が1910年(秋田県)で、日本最古級の曲木家具メーカーです。

曲木(ベントウッド)技術を得意としており、軽く丈夫で、フェやレストランでも採用されています。

価格帯はチェアが3〜10万円、スツールで2〜6万円ほどです。

ここでちょっと寄り道。

曲木技術について補足しておきます!

曲木(まげき)技術とは、木材を蒸気や熱で柔らかくし、型に沿って曲げて成形する木工技術で、木を切り貼りして曲線を作るのではなく、一本の木を繊維をできるだけ保ったまま曲げるため、美しい曲線と高い強度を両立できるのが特徴です。

ブナ、ナラ、タモ、オークなどが使われ、特にブナは曲木に最も適した木として有名です。

木材を約100℃前後の蒸気釜に数十分〜数時間入れると、木材内部のリグニンという成分が柔らかくなり、曲げやすくなります。

柔らかくなった木材を金属や木製の型に押し当て、希望する形に曲げるのですが、ここが職人の腕の見せどころで、急激に曲げると割れてしまうため、木目や繊維の向きを見極めながら慎重に曲げます。

そのまま数日から数週間乾燥させると、木材は新しい形を記憶し、その曲線を保てるようになります。

最後に表面を磨き、塗装やオイルで仕上げを施して完成します。

曲木のメリットは強度が高いことです。

木を切って接着しているわけではないため、繊維が連続しており、比較的高い強度を保つことができます。

曲木家具は部材を細くできるため、見た目より軽量なのもよい点で、カフェチェアやダイニングチェアはたの同等サイズの椅子と比べて持ち運びやすいのが大きな魅力です。

曲木でしか作れないなめらかな曲線があり、背中に自然に沿う形状が作れるため、座り心地も向上します。

 継ぎ目が少ないためパーツ数を減らせるので、デザインがとても美しくなります。

曲木は木そのものを曲げるため、成形合板のように木を何枚も貼り合わせて曲げるのとは違いがあります。

曲木家具が少し高価な印象がある方も多いと思いますが、その理由は木材選びに厳しい基準が必要で、曲げ加工には高度な技術と経験が求められること、乾燥工程に時間がかかり割れや変形のリスクがあるため、不良品が発生しやすい点などが挙げられます。

手作業による工程が多いため、一般的な家具より価格は高めですが、美しいデザインと耐久性を兼ね備え、長く使える家具として高く評価されています。

 

それでは、元に戻ります。

7つ目は、 カンディハウス

創業は1968年(北海道旭川市)で、北海道産木材を活用するブランドです。

シンプルながら温かみがあり、北欧デザイン好きの方々から高い支持を集めています。

価格帯はチェアで6〜15万円、ソファは40〜150万円ほどとなっています。

 

日本ブランドが人気の理由として、海外ブランドと比べ、日本メーカーには共通した魅力があるようです。

その点について整理します。

品質の高さ」

乾燥・加工・塗装まで細かな品質管理が行われ、長期間使える製品が多い。

「座り心地の追求」

日本人の体格や生活習慣を考慮した設計が多く、疲れにくさに配慮されている。

「修理・メンテナンス」

張り替えや部品交換など、長く使うためのアフターサービスが充実しているメーカーが多い。

「天然木の魅力」

木目や経年変化を楽しめる素材選びが重視されている。

「職人技とデザイン性」

伝統技術と現代デザインを融合させ、国内外のデザイナーとの協業も盛ん。

以上のような点が共通して人気の理由になっています。

 

まとめ

日本の家具ブランドは、それぞれ異なる強みを持っており、これらのブランドは単なる家具メーカーではなく、日本の木工文化や職人技術を受け継ぎながら発展してきた存在です。

初期費用は少々高めですが、10年、20年、あるいはそれ以上の年月を共に過ごせる品質と、修理しながら使い続けられる価値に魅力があり、多くの人に選ばれる理由となっています。

 

ここまで見ると、東日本方面に家具屋さんが多い印象を受けますが、なにか関係があるのでしょうか?

少し追加で書いていきます。

なぜ東日本や中部に有名メーカーが多いのか?

それは、 良質な森林資源が豊富だったから!?

家具づくりに最も重要なのは木材です。

東北や中部山岳地帯には、ブナ、ナラ、タモ、ケヤキ、カバなど、家具に適した広葉樹が豊富でした。

例えば、秋田には世界的にも有名な天然秋田杉があり、建築材だけでなく家具にも利用されていました。

飛騨山脈周辺には、ブナ、ナラなどが多く、曲木家具が発展していきました。

北海道には広大な森林があり、戦後は北海道産ナラ材を活用した家具産業が急激に成長していきました。

冬が長く、農閑期に木工が発展したことも一つの要因!?

東北や飛騨では雪が多く、冬は農作業ができません。

そのため昔から冬の機関の副業として木工や漆器、曲木などが盛んになり、これが職人文化を育てた大きな理由となっています。

 港町とのつながりも!?

横浜・神戸・函館などの港から、ヨーロッパ家具が輸入されました。

その影響もあり、日本でも椅子やソファ、ダイニング家具が急速に普及し、秋田木工はオーストリアのベントウッド家具を参考に発展していきました。

 戦後の高度経済成長も影響!?

1950〜1970年代、日本では住宅が急増し、家具需要も爆発的に増えました。

この時期、木工の産地だった愛知、岐阜、山形、北海道では、木工の部品メーカーから自社で大量生産できる家具メーカーに成長を遂げた会社もあり、家具メーカーが多くなった要因ともいわれています。

しかし一方で、西日本にも日本を代表するメーカーがあります。

広島のマニエ木工、福岡のナガノインテリアと大川家具、佐賀の諸富家具など、有名メーカーは東日本にも負けていません!

 

まとめ

日本の有名家具メーカーが東日本や中部に多く見えるのは、森林資源、職人文化、歴史、そして産業の集積が重なった結果で、特に飛騨・旭川・天童・愛知などは、「木が豊富」「優れた職人が育った」「技術が世代を超えて受け継がれた」という条件がそろっていたところにあります。

しかし、西日本にも大川家具やマルニ木工など、日本の家具文化を支える重要な産地・メーカーがあり、各地域が独自の技術や特色を育てながら発展してきたと考えられます。

日本にも世界に負けない品質を誇る家具メーカーが存在していますので、家具を選ぶ際には、ぜひ参考にしてもらえればと思います。

 

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店舗情報

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代表者:宮川 大二朗
所在地:高知県高知市上町3丁目10-6 中山ビル1階南
TEL:088-881-3247

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